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無菌充填を可能にした 「NCフラップアセプ」

数えきれないほどの試作とテストを重ねた

 1990年代後半、無菌充填(アセプティック充填)を可能にするキャップ「NCフラップアセプ」が誕生しました。
 キャップには、スムーズに開閉するために潤滑剤が配合されるのが一般的ですが、無菌充填のプロセスではこの潤滑剤が洗い落とされてしまうという課題がありました。また従来の形状ではキャップを殺菌する薬液がキャップに残ってしまう問題もありました。大手飲料メーカーは生産ラインでさまざまな工夫を凝らしましたが、思うような結果が出ず、NCCに「潤滑剤を使わないキャップを作ってほしい」と依頼。それは、材料、形状、シール構造、ライン適性など、全てが誰もが経験しえない未知の世界でした。しかし、そのハードルを越え続けるのがNCCのDNA。要望があれば、やり切るのみです。形状や金型、材料の工夫と改善、テストと試作、飲料メーカーとの数えきれないほどのやり取りを重ねていきました。

 

険しい道のりの先にスタンダードが生まれる

 開発では失敗が当たり前、うまくいかないことも山ほどあったといいます。しかし、失敗は成功への道標。すぐに次のサンプルを飲料メーカーへ届け、より良いものを目指していきました。苦労の末に生み出されたNCフラップアセプは後の主力製品の原型となり、現在もあらゆるPETボトル飲料に利用されています。高い品質を実現できるNCCの底力、比類なき価値がこのキャップに詰まっています。