Research & Development 研究・開発


25NCフラップSHBキャップ
当社はチルド流通向けの乳飲料用キャップとして、25NCフラップSHAキャップを製造・販売しております。ご使用いただいているお客様から、プラスチック使用量削減に向けた容器の軽量化のご要望をいただきました。 また、東洋製罐グループが掲げる「エコアクションプラン2030」の脱炭素社会実現に向けた取り組みにも貢献できる案件であるため、軽量化に向けた開発を開始しました。 開発のポイントとして、以下の3点に注力しました。
- ボトル口部形状とキャップをあわせた軽量化を実現すること。
- 従来キャップと同等の密封性基準を満たし、かつ開けやすさを損なわないこと。
- 開けやすさを維持するため、キャップの外径寸法は従来品から変更しないこと。
プラスチック使用量の削減と開けやすさの両立を実現!
軽量化に向けて、ボトル口部の提案とそれに適合するキャップの開発を行いました。 ボトル口部については、高さを短縮し薄肉化することで、口部重量を約30%削減しました。キャップとしては、高さを短縮し、天面を薄肉化することで、キャップ重量を約15%削減しています。さらに、キャップ側面のナール形状(ギザギザ部分)を工夫することで、高さが低くなったキャップでもつかみやすさを向上させ、プラスチック使用量削減と開けやすさの両立を実現しました。
これらの軽量化ボトルとキャップで性能評価を実施した当初は、ボトルの軽量化に伴う強度低下により口部の内倒れ変形が発生し、製品性能の維持が困難な状況でした。原因追及と試験検証を重ねた結果、キャップのシール形状の見直しと適正なキャッピング条件の確立により、最終仕様を完成させることができました。
プロジェクトを振り返って

技術開発部
T.O
軽量化で発生した課題に対して複数の形状を試作・評価し、最適化を行った経験は、今後の開発業務に活かせる貴重な経験になりました。
引き続き、人と環境にやさしい製品開発に努めてまいります。

東部営業三部
T.H
当キャップは軽量化しつつ開栓官能は維持したいというお客様の要望に応えるため、何回も打ち合わせを実施し完成しました。長期間のプロジェクトとなりましたが関係部署の協力のもと、無事に製品の立ち上げを完了することができました。












